39~68~46kg その間に

欝までの、欝からの「自分を愛せ」るか。

まだまだ足りない

昨日の記事で「ラーゲリより愛を込めて」を読み始めた、と記しましたが、

昨夜のうちに読み終えました。

読みやすい上に文字も少ないし行間広かったし。(でもやはり読ませやすい筆者何だろうなあ)

氷の掌とかシベリア抑留記とかかなり前に読んでいたので、本当に場面場面の移り変わりが、それらの以前読んでいたものそのもの何ですよね。
それくらい、抑留者の体験は皆一様にほぼ同じなのだと思いました(ラーゲリにより若干変わる感じで)
日本敗戦前から大体皆敗戦の予感があって、ソ連が不可侵破って攻めてきて、それから先が大体皆足並み揃えたように同じに記されているので、まるで下書きがあるかのように錯覚するくらい、抑留者の方々の言うことは同じで間違いないからこそでしょう。
だからこそこの本で迷うことなくシーンが頭に思い描かれる訳です。

 

そして、まるで時を揃えたみたいに、今夜の報道特集が、満州からの引き揚げ者についてがありました。まさか、まさかの。今です。

中国の画家の方が1946と言うタイトルの絵を飾られてましたが、私も近くで見てみたいです。

敗戦間際と敗戦から一年くらいの旧満州からの引き揚げ者が(抑留者ではなく)取り上げられてましたが、飢餓の一方だった絵画を私もこちらで見たことがあります(その方は抑留者の方でした)

引き揚げ者の悲劇については漫画でも書籍でも読んだつもりですが、

まだまだまだ全然足りませんね。

 

ただ、映画はどうしようと悩み始めました。満足したと言うのとはまた違うんですが、もう少しリアルの方を読みたくなったのかも知れません。この本も間違いなく事実に基づいてますが、映画はDVDになってからでも良いかもしれないと。(単に原作が先だったと言う話だと思います)

 

特集の中で、

今の人に、引き揚げ者と言う言葉の意味を聞いても分からないかも知れません。いずれ忘れられてしまうかも。ともありましたが、私は忘れたくないので(事実の中身を体験していなくとも)、今のうちに、と思います。

 

語り継ぎや伝える人が少なくなりつつある今、知ることができるのは、知りたいと願う者だけ。

私が誰かに知って貰いたいとか伝えたいとか、それは無理かもだけど、聞かれたら答えられるくらいの微々な知識は欲しいな。

 

 

もっぱら私の独学は、今夜の特集の話の時なんかに、母にかいつまんで説明補足してあげるくらい。(笑)

 

でも母が納得したら、解って貰えて嬉しい私がいる。

 

私が少し昔、そんな歴史勉強から止めてしまうまで、は、またいつかの折に。(笑)

 

学びたいだけじゃどうにもならないんだよなあ。

検索しろ?それじゃ足りなかったり細部探しが更に厄介だったり、それもそれなんですよ。私見入ってるサイトも当然あるし。直接のチャンスって限られてるしね。

勉強って限界もあれば高い壁もあるんですよね。

(お金とか偏差値とかでは無いわよ。(笑))