少々毒があります。ご注意を。
来月、親友が誕生日を迎えます。
何を上げようか毎年悩みますが、悩むのも楽しいし、敢えて訊ねて欲しいものを購入したり、選ぶのもまた楽しみではあります。
毎年毎年そうして付き合い１３年くらいにはなりました。
実用的なものとか消費期限長い美味しいお取り寄せまで。様々やってきたものです。
もちろん今年ももう決めてますが、先ほど親友に話すと
「誕生日とか今更ですよ～(笑)」と、照れてましたが、
私は
「誕生日がただ、年齢重ねる日だと思わないで欲しい」と返しました。
前々から記してますしそれこそ今更何ですが、私は「友達」と言うものが呪いでして、
ただ、「友達」でいて貰うために、
あらゆる出費とかディスられたりとか、
なにかと格差をつけては自分自身を下げ卑下を自然と(そこがエネミーだよね、既に)身に付けていました。
歴史を遡れば３０年は「友達」と言う名前に縛られ、ただ誰かを満たすだけの存在に過ぎませんでしたし、
結局はやはりそれは「友達」では到底有りませんでした。
何回もやはり書いてきましたが、
私は友達に憧れがありました。
しかし、この卑屈体質は自分が招いたかのように「あんたなんか」と言う口ぶりで「友達」を唄い、
プレゼントはしっかり頂く
偽善とセルフ上げの似非な友達を側に置いたとも言えます。
しかし、パートナーと出会い、心療内科にかかり始めたあたりから風向きは変わりました。
彼氏を自慢にしていた友達(己は既婚)は不倫し
結婚と車を何かと端にかけていた友達は、やはり未婚のままで早逝
友達友達と言いながら、絶対に私を輪の隅にしか置かなかった彼女らが、
その後幸福である話をいっかな聞きません。(クリスマスを皆で楽しんだとか、友達うちで仲良くしたと言う話が最後です)
私に彼氏が出来たり、旅行すら向かう相手が(彼氏では無い)出来て、自ずとそちらの話が増える度に、
自称「親友」(私は知人として観ていた)は、
何とか、私とパートナー、親友と上手く繋がりたがっていました。
あの子程度に靡く知り合いなら奪える。
と、
考えていたのは丸分かりでしたが、
その時にはもうパートナーや親友に、ほぼ隠し事がなかった私から
大概見知っていたパートナーも親友も、
一切相手にしませんでした。(それは、私の母に対してもですが)
かなり、毒を吐きましたが
誕生日とは、私には楽しくも嬉しくもなく、ただ無為に悩まなくてはならず出費に対してもただ、面倒なだけでした。
それは、
自らの誕生日であり
自称「友達」などの誕生日もそうでした。
だからこそ、心から祝いたい相手が
「たかが誕生日」みたいに言われるのは耐えられない。
伝えなくてはならないことがあるのです。
何故ならば
まず、何より
生まれなきゃ、歳を重ねなきゃ、
出会えなかったのが真実です。
何時かとかじゃない、あの経験、あのサプライズ、あの偶然、その偶然の中で出会わなければ
13年も一緒に「友達」をして
それからいつの間にか、
「親友」にはならなかった。
私のなかで
最も親しい親友が、
一緒にいたい人、一緒に幸せになりたい人、
それがいまは、私のパートナーで、
婚約者であるように。
この、親友がいなくては生きてはいなかった瞬間があり、
何度も何度も何度も、あなたは私を助けてくれた。
私はそれに応えるため、自分が使える頭を使い、思いをなるだけ籠めて大事にしたいと願った。
何もかも
あなたがこの世に
その日に生まれてくれたからだ。
そんな一日を、尊い日を、「たかが」とは言わせない。
だからね。
私はいまからバースデーカードを選ぶのよ。
来月まで間があるけど、今から貴方に似合うカードをね。
母と古民家に行くのが、昨年の私と母とのバースデー祝いなんですが(笑)
長かったな。
「誕生日とは穏やかで好きな人から一言貰えたら其だけで満たされるもの」だと
体感し、享受し、納得して、
人に笑って語れるようになるまでは、
長かったと思います。
父親のモラハラ、DV、兄弟からの陰湿な(この人たちも考えれば可哀想な人ばかりだな)付き合い、学生時代自らが招いた愚鈍でバカ(それでも、絵を描いてるうちは楽しかったから救いはあったよ。)な日々で、
自覚がようやく今頃出て来たとは言え
まさしく自分のせいでも間違いなくあったけれど、
人は恥知らずな道をしたなら、
認めて道を質すことも出来るのに、
しないでも居られる。
私は、もう誰かに利用したり、得意気になるための格差がある「友達」と言うものは要らないし、
対等でなくては関係を築けないなら、
自転車で、遠距離恋愛か、同性パートナーを持つ、仕事しながら、将来を描く人を友達にしたいと願う。
(車、異性、子供、仕事でマウントを取られてうんざりしている)
でも、
私がお一人様を楽しんでるから、
無理かな(笑)
オーラ出てるよね多分(笑)
パートナーも親友二人も、恩師も、
いつかは失うかもしれないが、其までをどれ程深く愛せるだろう。
貴女が居たから私は幸せだと、伝えられるだろう。
生きて生まれたことの意味が、
自分でおぼろ気に分かることは、多分とても大切で、
温かな瞬間だと私は思う。
幸せになって
笑って
苦労もして、
苦楽を分かち合うたくさんの「親しい人」と笑顔で過ごして行く一日を
愛しいと思えるように。
