39~68~46kg その間に

欝までの、欝からの「自分を愛せ」るか。

ヒト騒がせ1週間(指輪)

依存症なんですよ。私は。

それがなければ、どうにもならない時があるの。

今回の場合は、指輪。高価なものでは決してないが、安いものでも決して無い。
パートナーがまだ親友だった頃に私に贈ってくれたもの。
以来ずっと家事以外特に外出時には決して離さない指輪だ。

それを落としたと感じたのは、1週間前、あの怒涛の過積やり過ぎをやってしまった日。病院に着く前に気づいた。

最悪ですよ。同時に自分を恥じて責めずには居られず、同じく自分の自惚れを思い知った訳です。

病院で、様々な寄った店や行った場所を思い返し、同時に家にある可能性も捨てられなかった、何故なら出発前に日焼け止めを手の甲に塗った際に、指輪は外すからね。

 

自分の自惚れや、恥じたのは

痩せたことを分かっていたのに、それでも指輪を外せなかったから。
見栄を優先させたから、手離せなかったから。
冬の旅行中から指輪はだいぶぐらついていたのに、それでも無事に帰宅したのに自惚れていたんです。指輪に甘えていた。

指輪の存在はパートナーの存在です。

彼女が指から離れるとか、私には絶望しかない。

無くなるなんて考えたこと無かった。自分の指から離れることとか想像もしない。

指から指輪が失われた瞬間、私はパートナーに見放された気持ちになった。
それは勿論自分の不徳ゆえだと。私自身に理由があったから、指輪は私の指から離れたのだと。

それからは帰宅までに来た道を目で探し、帰宅して指輪が無かったのに絶望した。

交番やら郵便局やら銀行やらドラッグストアやら、無くなったと気づいた所までの道筋に電話して捜索ですよ。

交番のヒトやる気ないね(笑)毎日毎日遺失物扱ってれば当然だろうけど、全然親身じゃなかったわあ(笑)遺失物届けは警察署に出しましたが(笑)

そのまま1週間無様に過ごしていたわけです。

指輪無くした!もうダメ!とか、とてもブログには書けませんよ。私は見栄っ張りなのよ。見つかるまで絶対書くもんですか(笑)

でも、無くなったものは無くなったの!何て言葉は到底出なかったわ、ただただひたすらパートナーに謝ったのよね。(逆にそれ以外何が大事だと言うのよ)

この侮れないパートナーは、しっかり察知して、あり得ない時間に電話に出ました。(笑)(私の命を寸手で救ったときと全く同じように)

貴女がいないのは嫌です、貴女から貰ったリングはまだあります。

でも貴女から貰ったリングは失いたくありません。

(例え貴女が代わりのリングを買いに行けと、お金をくれたとしても)貴女が選んだ貴女からのリングじゃなきゃ嫌です!!

困った人間です。ただのバカです(笑)限られた時間パートナーを困らせてましたので(笑)
パートナーは後に(仕事後に、次回の自分の帰省の時に指輪を選んで買うと約束してくれたのですが、
でも、やはりそれも違うと思ってました)
喪失感と依存の強さがはっきりしてしまって。それはそれで自分の考え方次第なのに抜け出せなくてですね。本当にもう、アレかと(泣)

 

散々泣いたのは、私が指輪に相応しくないからだと思い込んだからです。日常を恥じ自分を恥じ、この1週間のあらゆる小さな困り事の全ては、自分の至ら無さと指輪を失った故だと、本当に思いましたよ。

何かを想像すると、泣いている誰か(キャラクターとかシーンとか)とか。

 

そうして見付かったんだけど。(笑)

汚い指はこの際ご愛嬌で!

結果的にはやはり、日焼け止めを塗った際に外したままのリングをですね、

あり得ない場所掃除したら出てきたと言う。つまりは、

お前さんの仕業だな?(笑)

このお猫様は、私のヘアゴム(アクセサリー付の)、布マスク、母の眼鏡など、気に入ったもの匂いが付いたものを

とにかく、何処かに持って行く咥えて行く方です(泣)

勿論お騒がせした警察署には早々に連絡し、親友らにも連絡、パートナーには勿論今夜!謝る。

冬の旅行でエンゲージリングを買うことになってたんですよ、でも私は、もしかしたらまた太るかもしれないし、これ以上まだ痩せることを考え、保留して頂きました(笑)

でもねー、もうこの指輪は嵌められないなあ、と。覚悟しましたよ。
本当に無くしてからじゃ本当にもう帰らなかったら、そう思えば、
例え自分の心のお守りだろうと身に付けられない。
サイズ変えてもらえるらしいですが、私はこれを着けてた記憶が大事なんですよ。第一また太るかもしれないし(笑)逆にもっと痩せるかも。

チェーンを買うつもりです。

 

指輪が見つかり、間違いなくこれだと思ったとき

分かるかなあ、ぶわっと灰色に色がついた。良く人が表現するけど、世界が戻ってきた、同時に、私は捨てられたんじゃなかったのだと。(指輪に、或いはパートナーからの失墜)

 

運動する自分の頭に思い描かれるのは、ひたすら喜んで笑うキャラクターや誰かの顔だった。