39~68~46kg その間に

欝までの、欝からの「自分を愛せ」るか。

私の魔法使い。

前回記事が不穏な物で、何だかご心配かけてしまったのではないかとか思いつつ、続きなのですが(泣)決着は最初から着いているようなもので、

薬は増やさない。

仕事を減らしても辞めるはナシ。

辞めると言う選択肢は私には有りませんでした。

少なくとも、泣いて泣いて、無力を感じても、

自分の中にわき上がった「楽しさ、嬉しさ、様々な影響を与えてくる感情」は、失いたくないものでした。

しかし、ここはもう残りは賭けで、ある程度まで体重が落ち込み(ダイエットに関係無い急激な体重低下)、肝臓に負荷が掛かったらドクターストップが掛かる事になります。

悲しいのは、仕事量を減らさねばならないのを、板前Kさんや、先輩Hさんに伝えなければならず、

母親に辛さを話をしても「なるようにしかならない」と言われたことでした。

母の言葉はある意味正しい言葉かも知れませんが、そのときの私には

「私には関係ない」と、他人事のように突き放された気持ちでした。私は母の前で無言で泣きましたが、母は何も言わず、何もしないままでした。優しさなのか冷たさなのか、勿論分かりません。

しかし、時々母親が「私には分からないから、あんたが聞いて、覚えて」と、言われる度、自分の責任を相手に転嫁している様に聞こえるようになりました。

母親の年齢を考えれば、確かに私が率先し、母ではなく私が意見や話を聞く方が問題はないのかも知れませんが、自分から先に何事でも諦めてしまうのは、全て人任せになったとも言えます。

楽を選ぶのが、自らであっていいのか、それともこれが加齢と言うことか。

それは置いといて、時間はあまり無く、ともかく板前Kさんにだけは次の日に、努めて真面目に(泣かないため)話しました。

肝臓機能の問題、心療内科の話、薬の量、先生に告げられたこと。

泣かずにすんだのは、彼が年下だったからです。多分(笑)

それでも、先輩Hさんと恩師にも話をする旨伝えましたが。

板前Kさんは、真面目に話を聞き、了承した上、例え日数が減ろうが充分助かっている事実を私に伝えてくれ、体を大事にしようと酷く労ってくれました。(私は頸にされても一切構わないとも告げた、最初に私が出した条件すら守れないのだから、そうされても文句はない)しかし、店(店長)はそれでも構わないと言ってくれました。(いずれ社長にも話が行くでしょう。そうしたら社長の判断に従いますが)

そうして、次は先輩Hさんと恩師にどう話すかと、やはり1日かけてどうしても伝えられず(間違いなく泣くから)、モヤモヤしたまま休日となり、言葉をどう考えても心が弱った私は泣くだろうと悩みました。

したら、なんか恩師から着信キタア!!出たあ!エスパー!!(笑)

この人もパートナーも、何を察知したのかこの瞬間(笑)勿論、観念するしかないですよ(笑)恩師には、やはりパートナーと同じく、声音でばれました(笑)(泣)

恩師「声が元気無さすぎ、何かあったね」

何で、すぐバレるのよ(笑)

詳細を話し、何も期待に応えてない、これからなのに今勤務日数を減らしては何も覚えられない、とも。

他にも、色々話をしましたが、

恩師「まだ、1ヶ月に満たないあんたが何も出来ないのは当たり前、回りを何年の強者だと思ってるの。

仕事については、身体を優先させなさい。

誰でもあんたが倒れる方が辛いに決まってる、私もアンタの肝臓の話は辛い。

日数を減らして、緊急時は必ず助けると言えばいい。

私は私の仕事の繋がりに話をしただけで、働くのを決めたのはアンタ何だから、私には一切気を遣う必要も遠慮も要らない。

あの二人もそう言う筈よ」

恩師の期待に応えたいと願っていたが、恩師は期待に重責を荷すなと、あっさり言って退ける。そうして、

恩師「だって、アンタは辞めないつもりでしょ?」

何で其処まで知ってますか?(笑)

ええ、辞めないですよ(笑)辞めさせられる(それが会社側からでも、ドクターストップでも)までは、何がなんでも。

恩師は、私が、この仕事が好きなことと向いてる(らしい)ことも知っている。心から悲しんでいること、苦しいと足掻いていることを、全部見抜いている。

恩師「学びたいことは、時間をかけて学べばいいのよ、どのみち皆、長い時間をかけて熟練になるの。アンタもそうなりなさい」と、言われ、

そうなりたいと私は望んだ。

電話が終わる頃には、「声に元気が戻ったね」と言われ、まだ終わってないと、まだ折れきってないと思えた。

理不尽や失敗が私の未熟さを指摘するように起こって、気持ちが挫けかけても。

自分はまだいろんな人に支えられていて、倒れてない。

私「私、辞めないから」と、恩師に告げた。

もし、私が強がりで、これが虚勢なら恩師は見抜いただろう。たが、恩師は止めなかった。

やってみなさいと言っているのだと思った。

恩師との電話の後に、先輩Hさんに言う言葉を考えて考えて、

まあ、結局行き当たりばったりになりましたが(笑)伝えましたよ(笑)

服薬量とか、効果とか、勿論、仕事を辞めたくない話も含めて。

結局、泣いてしまいましたね(泣)

認められたかった、頑張りたかったと告げれば

先輩H「みんな貴女が頑張ってるの知ってるし、助かってるんだよ。

身体第一だよ、出来るだけを頑張れば良いんだよ」と、言われた日には

申し訳無くて、泣くしかないでしょうよ。

ずっと泣いている間、背中を擦ってくれていました。仕事前ではありましたが、後に、

H「さあ、仕事しなきゃ、私たちは笑顔でお客様をお迎えするのが仕事なのだから」と、

切り替えを優しく促してくれました。

 

人前で泣いたのは、親父が死んで、葬儀屋さんの個室で泣いたのを甥にバレたときだったか位前だけど。なんにしてもまだ若かった頃だなあ。

 

多分、今の私の心は間違いなく病んでいると思う。

でも、全く薬飲んでない訳でも無いしね。病院と付き合いながらやるしかないでしょ(笑)

すこしばかり、凹む日常かも知れないけど、出勤減らして慣れたら、気持ちも馴染むと思ってますよ。

 

しばらく、ふらつくと思いますが(笑)安定するまで待っててくださいな(笑)

 

にしても、

不安な気持ちを敏感にキャッチする人は、人の不安を感じとる繊細なセンサーがあって、とても優しい心の持ち主だと聞くけれど。

それは本当に間違いないみたい。

私の回りには、そんな魔法使いしかいない。

繊細で優しく、私を守ろうとしてくれる世にも数少ない

「私の特別」な、魔法使いだ。(笑)