39~68~46kg その間に

欝までの、欝からの「自分を愛せ」るか。

GW二日目はDVD鑑賞とか、色々。

バタバタした二日目になりました。

詳細はまた後でとして、

DVD鑑賞二回目と行きましょう(笑)(内容忘れちゃうからさ(笑))

前作2つが空振りに終わりましたので、

今回もスカかなあと、なかば諦めがてら、やはりホラーを選びました(笑)

 

「イビルアイ」

製作はメキシコかな。

(グラシアスと言う言葉が耳に残ったからだけど)

これは、久々に面白いホラーでした。

昔ながらのおとぎ話から始まり

「またかよ」と、思いましたが、

なかなかどうして奥が深い。

魔女に狙われた三ツ子と、その魔女との関係性や黒魔術、その因果。

主人公が、難病の妹とどうしても扱いが違う思春期に近い年齢であることや、

母親の若干淫らな辺りや父親がそれを拒まない辺りも、思春期には辛いところ。

しかも、妹の為に田舎の祖母を訪ねることになり、何もかも妹中心。

田舎は電波は届かないわ古くさいわ、婆ちゃんは不気味だわ、親はいきなり留守にするわ、妹任されるわで、主人公苦難や我慢連続。

やがて、

伝説の魔女の話が確信を帯びて、

自分の婆ちゃんはおとぎ話の三ツ子の一人で、魔女の黒魔術を推奨していた少女で、

自分の妹の生き血を吸っているのだと確信をする主人公。

折しも、(怪しげな儀式の末に)具合が良くなった妹と、

都会に帰ることになったが、

母親は、良く観るとその娘の足が吸血により痛んでいるのを確信し、

お婆さんに詰め寄るも返り討ちに遭い死亡。

(体や顔を包帯で巻かれ、あたかもお婆さんと同じ姿に偽装される。←意味がある)

主人公は、魔女であるお婆さんを殺すしかないと決断し、部屋で寝ている(実際はお婆さんに殺された自らの母親なのだが、包帯で顔を巻かれ、服も着替えさせられており気づかない)

お婆さん(実は自分の母親)を滅多刺しして塩をかけ殺す。

だが、お婆さんは実は主人公の妹の血で相当若返っており(若返るまでの過程で顔を包帯やサングラスで執拗に隠していた)、主人公の母親瓜二つとなり、

ドレスを着て口紅を塗り、家族に姿を見せるが、誰も皆母親だと信じて疑わない。

(婆ちゃんは素顔は最初だけで、終盤はずっと包帯で顔をぐるぐる巻きのサングラス。これが主人公を騙せたと言える)

自分の祖母を(魔女を)殺したことに口をつぐみ、無口になり都会に戻る主人公とその家族。(婆ちゃんは、母親に成りすましている)

しかし、ある夜初潮を迎えた主人公がシーツなどを夜中に洗濯していると、ランドリー部屋の横の物置から声がする。

開けてなかを観ると、おとぎ話で聞いた「妹を回復させるために必要だった悪魔」が、そこに居る

(作った人間が居る。

ちなみに、難病の娘を救うために主人公の母親が作った)。

その横には人の皮が隠されていて。

おとぎ話の通りなら、

魔女は飛ぶ時には皮を脱ぐと言うことらしいので、

と、思っていたら、その魔女が戻ってくる。(グロい姿で)

つまり、自分の母親が魔女か?と疑う主人公に

魔女は「お嬢さん」と告げる。

主人公を「お嬢さん」と呼んだのは田舎のお婆さん(殺したはずの)だけだった。

つまり、目の前のこの魔女は、実の母親ではなく、若返った祖母......。

そして、自分が刺し殺したのは、偽装された実の母親。

更に、一人前の女になり

本物の魔女を観てしまった主人公の運命は。

最初のおとぎ話の三つ子が生き延び、命が最も危うかった末妹は失くなり、

 

二人姉妹だけが妹を救うために黒魔術に手を出した。

しかし、代償は大きく、

黒魔術を推奨した長女(主人公の母親)は人の生き血を吸い続け現代まで若々しく生きながらえ、

次女(主人公にはお婆さんだと言われていたが、実際には三つ子少女の二番目)は

黒魔術に否定的ではあったが、

田舎で老婆(黒儀式はやってるみたいだが)となってゆくが、

今回は長女の(次女からすれば、姉の子供)娘は難病。

 

悪魔を作りだし娘を回復させるために久々に連絡を取った。(娘と母と言う関係にして。)

母親(長女)が黒魔術で悪魔を作り続けている過程で、

このお婆さん(次女)はちゃっかり難病である長女の娘から血液を抜くような真似をしていた。(そして若返って行く)

 

長女は勤めを果たして悪魔は生まれたが、何かを回復させるためには(難病の娘を回復させる)何かを犠牲にしなくてはならない。

結果的には主人公が母親(長女)を刺し殺したことで、これは成就される。

 

あとは次女(もとはしわくちゃ老婆)が、

母親(長女)に成りすまし

都会で生きて行き、血を吸いに徘徊し若さを保ち、更に娘(主人公。初潮を迎えたので)を魔女にする事になる。

 

蛇足だが、

主人公の住むマンションは冒頭で、若い子供が疾患に掛かりやすくなっている。

 

それは、主人公の母親(長女)が子供から生き血を吸っていたからと推測する。

 

これからは次女(もとは、しわくちゃ老婆)が子供の生き血を吸うのだろう。

主人公は悲惨だ。

 

謎解き楽しいわ、隠微な儀式はあるわ、

田舎だわ、救いがないわで、

胸糞だけど、

実に十分悩めるし、考えるし、怖い作品だったと思います。

詳しく説明が出来なかったのは悔しいですが、

是非、オススメしたい作品です。

 

で、次の作品(四本目)

「見知らぬ隣人」

借りたかった作品でしたが、観て行くにつれ

男の面食いや、

女の嘘つきで金好き臭しかしなくなり、

「どう、決着着けんの?」

みたいに、

特に親身にはならない目で視ていました。

五年連続で警視庁試験を落ちて、ほぼラストチャンスな主人公は、

金無し、頭足りない、悪酔いが過ぎるの「警視庁に要らねえ的」な

脛かじり(親が払ったお金で受験したり、一人暮らししていらり)浪人?

隣人が毎日騒ぐのを五月蝿いと思いつつ、不正解だらけの問題を添削してると、

募集締切日は間近だった。(ギリギリにWeb申し込みするのがスリルだとか言っている)

その募集締切の直前日に、事件は起きる。

受験申し込みの為の費用すら使い込んでいた主人公は、

親友に前借りをせがむが「飲みに来たらその場で渡す」と言われ、

渋々行くも(居酒屋の肉につられて)泥酔し、正体が分からなくなる。

翌朝目覚めたら知らない部屋で、ベッドで寝ていて、床には血塗れの死体が!

泥酔した自分は、誰かと言い争った記憶があり、もしや、殺人をしてしまったのかと疑うが、

まず、自分の部屋ではなく、部屋を出てみると隣の(いつも五月蝿かった)部屋だと理解。

自室に戻るが、隣の部屋にスマホを置いてきたと気付き取りに戻るもオートロック。

屋上から、バンジーまでして隣に戻るも、

 

死体からチョロマカしたり、吐いたりしてると、誰かが部屋に入ってくる様子が!

慌てて隠れてると、犯人とおぼしき、

美人が、

死体を片付け始めて。

証拠をクローゼットから撮影録画などする主人公だが、結局見つかってしまい

「手伝ってくれるなら、お金やお礼もたくさんする。

私は殴られたりした被害者、

お願い、お兄さん助けて?(キラキラ)」と言われる。

もう、この段階で嘘臭いのに(ロトで二千万当てたとか)、「超可愛い」とか言って信じて手伝うし、

(手伝ってるシーンを彼女が写真撮影している。犯人に仕立てるため)、

謝礼のお金さえあれば、(彼女から貰ったUSBメモリと資産暗号のパスワードとか)何回試験に落ちようがリトライが出来ると、欲得に溺れやすい上に

自分すら守れる体力も腕力もない。

 

結局は、死体はまだ生きていたし(体力はある、札付き)、

むしろ彼女がこの男(死んでいると思われていた)を騙して金を盗ろうとしていた。

彼女は二股をかけており、

乱闘の末に男を殴り殺した(クリスタルトロフィーで。死んでなかったけど)

動揺し逃げる彼女が部屋を出ていって、ドアが閉まる前に、主人公が酔っぱらい帰宅し、

部屋を間違えて隣人の部屋に侵入の末に

ベッドで爆睡。と言うのが真実。

警察が来るより先に(他の人が騒音だと通報)バンジーロープで無事に?帰宅し、採用試験にも申し込み出来た主人公。

散々な目に遭っているが可哀想とは思わない。

指くらい折られて当然だ。

更に、ポケットの中の戦利品?

USBメモリとパスワードのメモを、ご丁寧に取り出し、ログインしようとする。

救いようがない。

しかし、問屋は卸さず。

パスワードでログイン失敗。

で、終了。(笑)

世の中そんなに甘くないと言う教訓が無茶苦茶生かされてました(笑)

 

二度観たいとは思わないけど、ラストで溜飲下がったな(笑)

むしろ、不正アクセスで、

主人公はやはり運が悪い落ちになるのかも知れません(笑)

それなら、それで笑える(笑)

 

ゴールデンウィーク二日目はこんな感じでしたが、

実は朝から郵便局で母の日だからカード選んだり、投函したり、

コンビニ、ドラッグストア、銀行など巡ってました(笑)

充実した1日にはなったと思います(笑)

 

 

明日はゴールデンウィーク最終日(私には三日間だけだから)

残ったDVD二本を観たいと思います!