最後の本も、読破です。いや〰️まさかの最後の本に色々グサグサするとは。(泣)
しかもパートナーの言う通り時間かかりました(笑)
でも面白かったし、いちいち納得しました。
「魔性の子」は誰しも読んだ事があるのでは(笑)今更ですよ、私には今これが読みたかったんですから(笑)
自らを異端と感じるなら、それは同胞だと広瀬が思った段階で、ンン?でした。違和感がありすぎて。
私は、帰りたいとか思ったことは無いのですが、精々口を突くのは「悲しくて」とかそんな嘆きとか哀しみです。(独り言の最初の言葉は重要なんですよ、心から訴えてるんですよね、身体も心も、特に疲労極限に達すると)
また、この世が滅べば、も無いです。自分はどうしたってこの国のあらゆる分野に生かされてますし(特に薬)、ここが生きて死ぬ場所だと確定してるんですよね。
けれど、自分の「ちょっとした変わった部分」故に(漫画家好きとか、校則守ってるとか、極端にならブス、とかね)回りから疎外されたり、苛められたり、心理的な苦痛とか、やはりありましたよ。
だから広瀬が、怖いなら(別に怖がられてないけど(笑))離れていればいい、無視するなり村八分にするなりすればいい。どうしてわざわざ関わるんです、放って置いてくれないんですか?!
と言う叫びだけは、自分の学生時代を彷彿とさせましたが、
だが、それも昔のことです。(笑)
問題は、その後ですね。いきることは時々辛い。人はどこかに逃げ込みたいんだ。(略)それでも人は現実の中で生きていかなきゃならねぇ。
いつかは切り捨てなきゃならないんだよ(罪の無い現実逃避から)同胞なんて、甘い夢を見るな。
自分の境遇を重ねて、救いを求めたり、おかしな傷の嘗め合い(一方的)は、止めるべきだと、言うことで良いんでしょうか。
わたしの境遇も、他の方の(不幸な意味での)境遇とは違うのです。
人は、それぞれ疵がある。投影したり感情移入し過ぎても行けない、そう捉えました、そしてトドメが、
「広瀬、俺達を拒まないでくれ。」
ああ、これでしたか。と。
自分も大概に回りを拒んで、遮断して、無視して目をそらして逃れてきました。直視とは、恐ろしいんですよ。
集団から孤立して、ましてやおかしなレッテルや劣等感を負わされた者にはね。大変につらい、生きて行くのが辛い。
でも、年齢と共に進まないわけには行かないんだよね。
拗らせたままだとなかなか新しい出会いに巡り会えない。
何故なら、自分をそうした社会を恨んでいるから。
でもねー、変化とか兆しとか機会はあるのよ。本当小さいところにね。
生きづらいけど生きて行けない事はないのよ。
生きやすくなるかは自分次第、出会い次第、出会いによる変化(影響)次第、諦めなきゃ大丈夫。
その為に自分の気持ちが、卑屈な頃より変わってなきゃね、まず(笑)
人は誰もなにかしら異端だ。身体の欠けたもの、心の欠けたもの、そんな風に誰もが異端だ。異端者は郷里の夢を見る。虚しい愚かな、けれども甘い夢だ。(内容より抜粋)
私には逃げ込む甘い夢は無かった。
多分趣味が支えたんだと思う。それに没頭さえしてればその間はひたすら満たされたから。
そうして、趣味を通じて(本を出して、売って、感想貰って)その末、親友Sと知り合いになり、で、長い付き合いになるんですね(笑)喧嘩も散々してね(笑)
年1会う感じになりまして。
まあ、パートナーとのノロケはまた今度で(笑)
読んで良かったと思いました。
盛大に世間を拒んでいたなと気付いたから(笑)妬ましくて堪らなかったのだと。
これにて借りた本は全て読みました。返却出来そうです(笑)
パートナーの言うように、しばらくはフィクションとかファンタジーとか絵本や料理とか読むと思います(笑)
今日は掃除も完璧、ガッツリカロリー(肉〰️)掻き込みましたし(笑)
猫も、こっそり覗いてきたし(笑)
頭痛はしますが、良い一日でしたよ。
お香も焚きましたし、久々ー、白檀好きなんですよ、空蟬香も好きですよ!