満州引き揚げ、脱出記など二冊読み終えました。
1945わたしの満州脱出記は大変読みやすく、また現実味をかなり感じました。
そして二冊読み終え思うことと来たら
日本語と漢字もうちょっと勉強しようね?(泣)でした。(勿論私がですよ?)それくらい意味が分からなかったり、今更漢字読めないの?とか多いの。
筆者は当然私より30くらいは目上の方ですよ、下手したら40以上年上。
当然日本語は流暢であり達者に使いこなす、この本の原稿は間違いなく紙の時代。記した一言一句一文間違いなく筆者の使った言葉。
今更パソコンやスマホやタブレットで変換に頼ったりしませんよ。(脱字は稀にあるけど感覚でカバー出来るし)
にっちもさっちも行かない、を
二進も三進も行かないとか、描いてあった日には、日本語知らないですみませんでしたあああ!みたいな気になるじゃ無いですか?あ、にっちもさっちも行かないてそう言うこと?!みたいになるじゃないですか、そうなると本を読む過程で
そりゃあもうあらゆる漢字や文や例えが気になるわけですよ(笑)(泣)真田虫について、ちょ、気にな....いや、そうじゃなくて意味調べるぞ意味!
ですよ。
てこずる→手古摺る。(読めたのは背景読んで理解したから。想像以上に手間取る、手が掛かる)
掻爬→そうは。(普通に産婦人科で使われるのに知りませんでした。
勿論、女性がそれをするまでもなく子供は産まれ堕ちて、そのまま棄てざるを得なかったエピソードである。)
立錐の余地も無い。→りっすいのよち→細長い錐(きり)すら入る余地も無い。読めば大体意味はわかるが、今時では使わない言葉だ。
どんだけ日本語知らないのかと。
あと、今書いたすべての変換が一切出来ないとか、こうやって人は二進も三進もなくを、にっちもさっちもと平仮名で覚えて、なんでこの言葉になったかすら忘れるのね.....と、漢字ってほとんどの言葉の意味を担うように使われてるのにね。
ひたすらあたまが悪い自分にガックリきましたが、これから先まだ図書館通いそうだし、今更ながら勉強は出来る機会には恵まれそうです。
漫画家たちの敗戦体験も読みましたが、多分小さな彼らではなく、その彼らを必死で守った当事者(母親、父親、あるいは満人、中国人)の話が知りたいんだなと改めて思った。
あとやはり、親や職業格差ひどい。
前に、「うちは貧しいよな」と言うのに対して当時の友人があっさりと、
「親が悪いんでしょ」と、あっさり言ったし真実だが。
親ガチャじゃないが、親だって貧乏になりたいわけないでしょ。
豊かになろうとした末に選択間違うこととか、騙されたりとか、貧乏クジ引かなきゃならないことも有るわけよ。
満州に残されたのが(そもそも渡満したのが)「親のせい」じゃ、引き揚げ迄に死んだ云十万の人間や赤ちゃんも、親のせいになるのね。
ただ、生き残った命の使い途はその人の物だから、幸せになるかはその人次第なんだよね、その為の苦労、そこからの幸福を未来に繋げられるかなんだろうね、友人が言うのも多分、様々な苦労して(じいちゃんやばあちゃんとか)その末の恵まれた自分なんだろう。(そして、自分も努力しようと言う意味だったんだろう、昔の私には嫌味にしか聞こえなかったが)
野菜の切り方BOOKは、何回か借りそうです(笑)分かりやすいし、どうせなら欲しいなあ。(笑)
だって切り方を使ったレシピついてるんですよ(笑)作りたいじゃん(笑)
石を持て追はるるがごとく~...も、当然読んだ本の中からです、当然追われる描写なのは分かるんですが、最早今となっては死語(ごめん、死語すら変換されないわ、このスマホ)になってしまうんですか?しかし、確実にそれが使われるのが適してるような最悪な状況があった。
それは忘れちゃいけないね。
こちらは雨が近づき、頭痛がしてます。お陰で運動出来ず1日布団で読書ですよ。明日は動きます、多分明日は雨だろうけど。(笑)
辛いものを読んだあとは気分も沈む、でも、飲まれちゃダメ。身体動かして次に動かなきゃ。
731部隊とか、あかあああ、勉強して本借りまくってたのにあんなに読んだのに、忘れていた自分が苛つきます。
引き揚げ者の本は、その後も少しかじりたいです。731も軽いのを読み返すかも。
まずは、借りたDVD消化してからね。(笑)