39~68~46kg その間に

欝までの、欝からの「自分を愛せ」るか。

コロナ後遺症と彼女の帰省

パートナーが、「今年こそは帰省するべきか」を、年末から悩んでいます。

帰省せず早四年経過し、彼女の父親は90代を迎えてしまいました。

出来ることならと、昨年帰省を促しましたが、彼女は自分の仕事にも大きく気を遣う人でした。故に昨年も考えた挙げ句帰省を取り止めたのです。

 

ゴールデンウィークを控え、楽しい旅行も解禁となり宴会も集団会食も可能になりつつある今

今、帰さずにいつ帰すんだ。四の五の職場を盾にするなら取っ払うのが私の役目と言うものです、私は彼女の妻ですから。

しかし、残念ながらゴールデンウィークは既に同僚に奪われた(どうせ争奪戦にさえ参加してないよ、この人(泣))らしいので、有給組み合わせで、ゴールデンウィーク明けたらとかだけど、

でも、うーん。と煮え切らない。うーん。じゃないよ。そりゃ、コロナの危険も後遺症の恐ろしさも身近に聞いてるから恐ろしいのは分かるよ。

 

先日、恩師と電話で話した際聞いたのは、

 

3月某日慢性的な頭痛と熱に苦しむ恩師。恩師はワクチン四回目接種済み。ボチボチ病院側は「自宅療養」を勧め始めていた時期だった。
熱や頭痛は辛いが予め用意していた頭痛薬で毎日対処した。
この辺りで私から電話、私は受診を願うが恩師は既に1週間経過してるからじきに終わると言う。その後1週間再び電話すると、熱は下がったが鼻が匂わないと聞く、親友から後遺症が長引けば不利だと聞いていた私は再度恩師に一刻も早い耳鼻科行きを勧める、一刻が命取りだとも。
5日後恩師から連絡。

耳鼻咽喉科にて、コロナだった旨を伝え鼻を診療。結果コロナの高熱を数日(10日以上)出したせいで、鼻の粘膜が全て溶けきっていると言われる。

粘膜が修復するのは非常に時間が掛かり一年やそこらでは修復しないとも。

更に

果たして必ず効果があるかは保証しかねるが、と前置きされて薬を処方される(自己責任)匂わなくて辛いなら使うしかないじゃないか。

しかし、効果が現れたならいずれいつか微かな匂いを感じ取ることが出来る、らしい、ので

今は家を総ざらいして、匂うもの(香水とか花とか)部屋に並べているとのこと。

やはり、なめていた、コロナ。

マスク絶対外さない、緊張はこれまでと変わらない。それに関してはこのパートナーも変わらないだろうが、

しかし、機会は今しかない。一年一年親は年を取る、彼女の兄姉も、犬たちも。

私には言えることがある。

貴女はお母さんにしたかったことがあるんじゃなかったんですか?
それはもう出来ません、私の父親にも出来ません。
私は父親が大嫌いだったから悔いはないけれど、親友が父親と酒を酌み交わす話を聞くと羨ましくなる、けど羨んでも出来ないものは出来ない。
だけど、貴女がお母さんに出来なかったことは、今ならお父さんになら出来る、兄ちゃん姉ちゃんにも出来る。貴女はお母さんのことで後悔しているのでしょう?ならもう後悔しないように動くべきです。

彼女の母は唐突に倒れ、彼女は間に合わなかったのを後悔しています。(距離がありすぎた)普段泣かない彼女は誰よりも家族を愛しているのを私は知っています。

後遺症の恐ろしさはもう分かってます(経験こそしてなくても私の親友や過去の友人や同僚は漏れ無く罹患してます、その話も全て内容を聞いています)でも、時間は有限なんです。何としても帰省して欲しい。

検査キット二本彼女は持ってる、ゴールデンウィークとはずらす、抗菌ウェットティッシュから風邪薬から、用意するのは私の役目です。

貴女はコロナにはかからない。

と、プラシーボもさんざん与えます(笑)

 

彼女のお父さんは可愛らしい人で、甘党。娘は何故かそんな父親が座るその尻(ケツ)で暖を取るおかしな親子である(笑)

兄は痩せていて長身、犬の散歩がやたら長い、ので痩せマッチョ。妹が起きないと部屋に犬をけしかける(本当に)(笑)

姉は博識のまた博識、語らせたら止まらないが、眠かったりしたら聞き流せ(笑)と普通に言い切るらしい(笑)大変なお仕事をしている。

 

こんなに会ったこと無い人の情報を毎日毎晩のように聞いたら親しみ倍増どころかね、嫁に行きますけど(笑)

 

帰らしてあげたくなるじゃん、ねえ?

全力でサポートするよ、帰省から帰宅して1週間まで。

 

貴女はお父さんたちに甘えることと、甘いお土産さえ忘れなきゃ良いのよ(笑)

 

無事帰省したら、しばらく電話出来ないなあ、親子団らんは邪魔できないもんね。