飲まない人間が、焼酎やお酒について尋ねられたりすると、フリーズします(笑)けど、答えられるのが当たり前の世界。
先日、お客様に「甘口の酒はどれかな?」と尋ねられ、
頭のなかで「え、うちのお酒は基本辛口と学んだような!?」と、固まりかけましたが、甘口とは言わなくても、柔らかい味を薦めたら良いのではないか?!と、頭をフル回転させ、確か先輩Hさんが、●●なら飲み口が良いとか言ってたような?!と、一生懸命思いだし、
私「●●が、私はお勧めでしょうか、滑らかで優しい味わいです。」と、勧めてみる(辛口を避けまくった末で)と、ご注文頂き、裏口に走る私(笑)
私「板前Kさん!甘いお酒ってどれー?!(泣)私は●●を勧めましたが!(泣)」
板前K「ああ、●●で問題ないよ(笑)てか、良く分かったね( ´∀`)、他のは大概辛口なんだよね(笑)凄いよ(笑)」
私「Hさんから、そんなことを聞いたような、みたいな記憶で(泣)」
ここで気圧されず、暑かったから硝子の水色徳利に、それを合わせたお猪口と、それを乗せる器は藍色、
と、イメージにイメージを重ね、
その酒の名に見合う説明を考える(脳内フル回転)
ぐるぐるしながら言葉を考え、必死に言葉を紡ぐ。
私「本日は大変暑う御座います、身も心も洗うほど美しいイメージでお作りさせて頂きました。その名の通り心を洗う程の滑らかなお酒です。どうぞ、ご堪能下さい。」
お客様「おお、これは.....」
私「いかがでしょう?」
お客様「大変良いね。器も涼やかだ」
私「ありがとうございます!
その日、その時、お客様に合わせて私が選ばせて頂いております」
(これは本当。私は茶碗蒸しもお汁物も相手により器を変える。結構楽しい( ´∀`))
裏口でガッツポーズ決める私。(笑)
うんうん、あんまり大きなハッタリは噛まさないから、心配しなさんなお前様↑(笑)
しかし、毎回こんな危ない橋は渡れないわ、Hさんに聞きたいことだらけなのに、今や私に全振り近くなりつつあるしな。
食べ物なら食べて覚えるが、呑むのは無理、即座に吐くし、薬と相性が悪い。
単純に体にも悪い。
昔、友達だった人が、良く一緒に飲みに行きたいとかで高い店(割烹や洋食居酒屋)に誘ってきたが、
貧しい自分には高い店に無理して行く必要が無かった(単純にお金がないが、父親が酒の飲みすぎで死んでいるので、飲むこと自体が好きではなかった、当時まだ親父は存命だったがとっくに糖尿だった。)。
友達が、なぜそんなに飲みに行かないのかと聞くので、
私「酒はある程度なら、体にいいと言うから飲むが、他に呑む必要がないから」と、貧乏や親父の病気等の理由を隠して答えると、
「そんな奴、一生家で缶酎ハイでも飲んでりゃいい」と、言われたが。(本当にそう言われた。金がないと言えば「通帳にはちゃんと入ってるんでしょ?」とも言われた。彼女からすれば貧乏なのは単にケチらしい。)
別に行く時とか相手を選びたいと言うのが本音だったのかもね(笑)相手によっては外出は楽しいもの。(笑)
それが一人でも、同じことよ。
しかし、万事現在すべてがうまく行ってるわけではありません。凡ミスから、あり得ないミスまで(クリーニング代金払ったり(泣))多々ありました。
数週間ぶりに、パートナーと話ができ、(しかし、短時間)様々なミスの苦い出来事や辛さ、悲しさ、苦しさ、懺悔をつらつらと話しました。(勿論、親にも恩師にも言えなかった)
パートナーは、「やっちゃいましたか。
しかし、負の連鎖に陥ってはいけませんよ。ミスがミスを呼ぶから、次はそこは気を付けると、心がけてください。
囚われないで。
幾ら辛くて忘れがたくて責任感に潰されそうでも、やったことを無くすことは出来ません、忘れられずに苦しんでも、起こったことは変えられません。
つぎは、やらない。そう思うことなんです。前向きに考えるとはそう言うことです。
後ろ向きにならないで。あなたは。頑張ってます。いいこ、いいこ。」
私が、泣きそうな声で(我慢していてもバレるんだよねえ(笑))話してるの、分かっちゃうんだなあ(笑)
一頻り、話して、前を向いたなら、切り替えるだけなんです。
明日から、また最初のつもりで、もう一丁ゆくぞ!
次の休みは銀行やらケーキ買いに、今度こそ行きますね!