39~68~46kg その間に

欝までの、欝からの「自分を愛せ」るか。

同じ「隠さない」だけの事よ。

やはり、昨晩(仕事)は大戦争でした。(笑)

ある程度の覚悟はしていたものの、

最後に(片付け中)器を割るとか

中々の最悪ぶりでしたが、(落ち着いていた筈が(泣))

それでも、やるだけやれたし救われているのは、

 

やはり、お客様次第なのでした。

 

本当に、

前日記したように、お客様次第だったんですよ。(笑)

 

昨晩のお客様は最大人数でした。

先輩と板前、私のどれが欠けても終わらない仕事でしたし、

本来なら私は病院予約日でしたが

それを延期を頼まれるくらいには

人手が足りなかったのです(私の腕程度でも必要にする位には)。

(延期願いは度々は受け入れられないとの話も既に、職場にはしてあります。

本当に先生に怒られるんですよ(笑)

 

自分の身体と仕事、

どちらが大切なのか。

病名の自覚はあるのかと。(笑)

 

自覚はあるけど、頑張ってしまうのが私の病気であり、今の鬱です。

 

必要以上に頑張ることは無い。

と言うのは、

 

いい加減20年近くも鬱や心療内科系の病気と付き合えば腹が据わりますが、

頑張るのは空回りするのが一番嫌ですね。

 

頑張ろうと思う以上は役に立ちたいと願ってしまう。

だからと言って、

評価されたいとか誉められたい訳ではないし、

されたらされたでそれも困ってしまう厄介さですから(泣)(否定はされたくないが、自己の評価は頗る低いのです。)

 

私には

甘えられる相手はもう決まってますから、

それ以上たくさんの理解者を求めないようにしてます。

あまり求めすぎて傷つく可能性とか、期待ばかり膨らみすぎて自滅する可能性もありますし。

 

いつか、私の視野がもっと今より広がったなら別ですが。)

話が逸れてしまいましたが(泣)、

お客様方は3タイプ

 

マダム連合(社長婦人方々)と、

京都付近からの旅行で来られたご夫婦、

そして、

相変わらずのワンマン社長連合の定期飲み会でした。(絶対、権力使用の安い価格で高い食べ物食べて、そんで飲み放題価格で飲むんだわ)

ワンマン社長連合とは記してますが、全員では無いのですよ?

気を遣ってくださる社長もいれば、

気安く話し掛けてくれるラフな服装の社長さんも居るんですよ。

 

ただ、その他は厄介でですね。

良心や気持ちが穏やかだからワンマンな社長と対応も上手に出来てるのだけれど、

だから、相手を好きかと言うと違うのよね。(笑)

仕事上の繋がりがあるから無下に出来ないのよ。

自分が社長である以上、 

会社の命運社員の命運は、そんな繋がりで保たれているわけ。

だから、嫌だと交友や取引を絶ちきれない。

個人の人間との場合とは違うのよね。

分かっているから親しくするし、

小さな田舎の社長同士。

繋がらなきゃ成り立たないし、

綻びが出来たらそれこそ会社の危機なのよね。

ワンマン社長のワンマンに振り回されて付き合わなきゃならない義理はなくても。

会社同士の繋がりで経営が上手く行くなら世渡り上手になるしかないんですよ。

(本当に、そこは尊敬します。

人間関係と言うものが苦手な自分からしたら、天才だと思うし。)

だから、

全ての社長が酷いばかりでは無いとは分かってるし、実際目の前に居たわけだけど。

 

マダム連合は、ひたすら飲み食いと、少々見栄っ張りが居ますね。

あと、酒に強いか弱いかが顕著(笑)

呑む人は強いし著名な酒を呑む。

呑まない人は本当に烏龍茶からの熱いお茶くらいになる。(笑)

「あの社長婦人より、私の方が運ばれてくるのが遅いんだけど!」と

小言を言われたりですね。

苦笑いして頭を下げるしかないのですが、

調理場の裏方や、オーダー記憶の誤差などは結構あるある。なんですが、

 

これはそれこそ

「体験しなきゃ分からない話」なんですよ。

身に染みてたり、経験があればまず一々言わないで済むことですから。

言わずに居られないのは

許せないとか、

腹が立つからで、

大概は蔑ろにされた気分とか、

気分を害されたとか、

個人的にはちっさい事なんですよ。

 

許容と見栄の問題は、

どうこう言っても始まらないので(自分に正す気持ちが無ければ)これはもう速やかに謝って流してしまう方が楽ですね。

 

ちなみに、

帰りしなにこのマダム連合の一人が

「頑張ってるのね、握手させて」と

私と先輩に言うのですよ。

私は洗い場に居たから「洗い物をしていましたので、手が濡れています、ですから」と、言いましたが、

「構わないわ、働いているんだもの!」

と、

両手を握られ、抱き締められたのですが。

(本心を言うなら、社交や対人に不安を抱える私には、恐ろしかったんです。

でも、それは断じて言ってはならないから、笑うしかなかったのですが(笑))

多分、

気分がいい酒と食事とはこんなものだし、

 

売上も良いものでしたよ(笑)

さすがマダムと言うべきか(笑)

 

今の私が、何事も素直に喜べないのだけは悔やまれます。

私は、今は大概は感情が薄れていて希薄なんです。

それも一時的な鬱のせいかと自分を納得させることは出来ても、

人に素直に笑えないのが悔しいのです。

失われたわけではないから、いつかは戻ると思っていても。

端からは淡々としてるようにしか見えないものなので。

だから、苦しいときは言わなきゃ駄目なんだと学習してます。

言う相手は選びますが、

幸い、職場には最低限でも病気については面接時から話していて、少なくとも理解され話ができる上で働けているのだから

有難いことです。

 

だのに、社長連中(一部)が、散々飲み食いして、呼び出されて、対応して、バカ笑いして嵐が過ぎ去る時を待とうとも、

目に余るものは目に余る。

酒宴の途中に皿など下げに入れば

「部屋が狭いからいちいち来なくていいよ」と言うけど、(狭い部屋を選んだのは自分でしょうに。)

畳にシミが見える。

近くに寄れば明らかに天汁を溢した形跡と(おしぼりで拭いたらしいが、

おしぼりが酷い有り様で放置され、

更に拭き取れてない。

畳は撥水だが、

時間が経過すれば確実にシミが残る。)

溢したままの天汁が明らかに回りにあったので、急ぎ拭き取ったものの、思った。

何故、

やらかしたことを、やったと言わないの。

(溢した、と、

呼び出せば済むのよ。

拭くのは私たちだもの。

簡単な事よ。

責めないしね

※正確には責められない)

社員がそれを(失敗を隠す、報告しない。)やれば絶対許さないだろうに。

既に失望してはいるのだけれど、酷いものだわとつくづく情けなくなりました。

余り部屋に入らずに済んだのは先輩のおかげですね。(呼ばれたらすぐ駆けつける)

 

しかし、そんな先輩をして尚も昨夜、

「あの人たちの帰った後の惨状が酷い。

畳はベタベタしてるし、

確認したら、掘り炬燵の下まで出汁が染みていて、

大分前に溢したんだわ」

と、言わせしめました。

私は、出汁が溢れていて拭いたことも、おしぼりの惨状が酷いことも

その時先輩にようやく話せたのですが(忙しくてそれ処じゃ無かったのよね)

 

私「何故、溢したなら溢したと言わないんだろう、呼べばすむ事なのに」

と、話すと先輩は、

先輩「あの人たちがいちいちそんなことするわけ無いわ」と、

実に重い言葉を告げました。

これは、玉言と言う意味ではないのよ。

数十年、仲居をしてきた人間だから、

この社長連合の態度がなんたるか、よくよく身を持って知り尽くしていると言う重み。

とても、重くて、

同時に、抗いようも逆らいようも、

どうしようもない。

言う嫌な現実を突きつけられた気がした。善い気分には勿論ならないし、かといって最悪な気分にもならないのは、

自分ももうそんなこと分かってきている気がしているからだと思う。

変えられないのは酷く悔しいけど、

マダムらの一部と大差ないのよね。

本質を変えたいなら自分が自分を分からなきゃ駄目なんだもの。変えたいと思わないなら変わらないし、

「回りは言うことを聞く」「一言言えば気分が楽(相手の都合は関係ない)」と考えていれば、

結局それに耽ってしまうのよね。

その座が然も当然と威張るか、座が変わろうが視線が対等であるかは考え方一つで違うものだけれど。

残念ながら地元の社長連合とは得てして前者ですね。

(この職業は経験を足せば八年以上になるけど、どの店もそう大差無いのよ。

だから、目線が優しかったり気遣える社長の方が記憶に残ってしまう。当然だ。)

ここは福利厚生だとか敷居だとか給料面でかなり厚遇だけど、

だからこそ責任や、我慢も、押し付けられる苦情や、仕事量も半端ないわけだけど。

 

今では、それは逆に覚悟に変わりつつあるけれどね。

 

で、最後のとある京都付近からの旅行で来られたご夫婦。

こちらがねえ、最高だったから、

極端な話になったの。

この記事はそう言うことね(笑)

何もかも誉めるし、

高いお酒やワインを呑むし、(ワイン久々で緊張したわ。ヴィエナエでした。)

都会からわざわざ来てくれて(うちのお店を選んでくれたことが、本当に有難い)、偉ぶらないし。

もう、とにかく、いちいちお礼を言うのよ。

こちらが恐縮するくらいにね。

それは、先輩も板前も同じことを感じたみたいで、

仕事終わったら無茶苦茶誉める誉める(笑)

だって、嬉しい楽しいでしょ。そんないい接客出来たなら。

何よりも、この話には落ちがある。

 

「何もかもおいしかったです。ありがとう(^∇^)」と、

カウンターのメモに残された秘密のメッセージ。(仕事終わりに皆で気付いた)

神様のお客様居たわあああああ!(泣)って、

気持ちになったのよ。三人とも。

お客様が神様なんかではなく、

神様のお客様だったんですよ。

私たちの疲れは、それだけで本当に心から労われるのよ。

 

だからこそ、「それに比べて.....」と、影で言われても仕方がない人も居たと言う話ね(笑)(汁を溢したくらい言えるでしょ)

ただ、一言、

伝えるだけで状況はこんなに違うのにと。

ご夫婦はたくさん伝えて、言葉でもたくさん話した。笑顔が良かった。

嬉しかった。

気持ちがよかった。

 

社長連合は、一言も報告せず「帰ったもの勝ち」を選んだのです。

嬉しいはずはない。

気持ち善い筈がない。

 

その違いは、

性格、性質、気持ちのありようだ。

 

何が大切で、何が大事か

伝える意味や効果をどう捉えるか

単純に嬉しい楽しいことに素直になれるかにもよるだろう(私には難しいけど憧れる)。

社長とは腹に逸物無ければやってられないだろうしね。責めてばかりもあげられないか。

 

 

まあ、私は私の仕事を片付けることだわ。

今日は、顔合わせの席なの(うちは基本的にそういうのに使われる店だからね)。

 

私の場合この手(の、接客の印象)は、最高か最悪しかないのだけれど(笑)

経験上ですよ(笑)

 

 

では、最高な1日を目指してきます(笑)