何をですって?(笑)(前回の記事と同じか(笑))
でも、前回の記事の更に追記になるのかな。
少し、前振りの話をしようか。
些細な話題から、
「人を見て接客する店員は、接客の面汚しだ。接客する人間の風上にも置けない」と、
親友Sと話して、
それはSも納得しているようでした。
私もSも、同じように
見た目や態度で判断されて、無茶苦茶軽く扱われた経験があるわけですよ。
レジに立ち、店員を呼んでるのに出て来ない、十数分も待った挙げ句に出てきた店員が、
「すみません」すらなく、
「ありがとうございます」も言われなかった時がある。
まず、人を見た時の目からして酷く軽くあしらおうとしているのは、その相手の目を見ればわかる。
私は、人を余り見ないようにして生きてきたが、
それは、車に乗ってる人間や、すれ違う人間に対してで、
自分と相対した人間とは必ず目を合わせるし、店の中ならば店員や人間を観察している。そして、
学生時代に散々見てきた、「カーストの底辺を眺めている人間の視線」と言うものは、嫌でも分かる。
パートナーに話すと、
「サービス業務なんて、
自分でより良い方向を考え、
意図して、相手の気持ちや欲しいものを汲んだ上から先回りしてでも、
さあ、如何でしょう!
と、お勧めする人も間違いなくいるんですよね。
ごり押しじゃなく、相手の気持ちに立つ意味で。
そう思うと、
出来てない上に「お待たせしました」すら言えない店員はどうかと思いますね」
との事でした。
この人常に私の考え以上に
斜め上に的確な意見を言うよなと、毎回感心しますよ。(好き)
数日前に記したように、最悪の頭痛が毎日私を苛み、
しばらく整体通うことと、体調は決して良くない旨は職場に連絡しました。(とにかく、緊急以外は仕事も無理)
整体予約はしたものの、起き上がれない状態からお風呂には入れない日があり(泣)
結局予約のギリギリにお風呂に入ることになりそうです。
とことん、気分が沈み込んでしまい、ただただひたすら自分が嫌になりました。
どうして、皆が多忙で大変な時期に具合が悪くなるのかとか、
原因も幾つか可能性があり特定出来ないとか、
肩や首の凝りにイライラさせられ、
もう本当に何時でも誰彼構わず当たり散らかし兼ねない思考が嫌いだとか。
プラスに変換出来ないのです。
材料も足りなかったし(成功体験が乏しくて、最近)
そうこうしているうちに、寝てるだけの状態になったので、
久々に話題も積もったパートナーに電話しました。(冒頭に戻る)と言うわけです。
で、なにを100?と言われますと、
私「なんか、とにかく今の私はネガティブの塊だ。
浮上したいので、ちょっと私の良いところ100言って。」
なんだ、この無茶振り。
勿論、100も無いなんて分かってるけど(笑)
でもねえ、
私は知ってるんだよね。
パートナーはそれを言える人だと。(ちなみにSも多分言ってくれる)
それで、私は寝転がって聞いてただけ何だけど。
パートナー「人の話を最後まで聞いてくれる所。
何にたいしても諦めない所。
分からないことに対して努力する所。
人をちゃんと誉める所。
自分を磨こうとする所。
落ち込んで泣いても必ず立ち上がる所。
人の悪口を言い切らないところ。
やりづらい相手の接客をしてムカついていても、自分の欠点もちゃんと言えるところ。
あとに必ずそれを反省できる所。
私の母親が亡くなった時に落ち着いて宥めてくれた所。
理不尽な環境でも受け入れる覚悟で親に接してるところ。それから」
私「分かったもういい(泣)」
この人本当に具に小さな美点を必ず見つけ出し、絶対に私の良い所を100個挙げる気しかしない。
というか、もう、泣きそうになり、それ以上聞けませんでした。
恥ずかしいんじゃない。
私は本当に、ただ、誉められたかったのです(恥ずかしささえ忘れるほどに飢えていた)。
余りにも、昨今は仕事は建前にお客様や社長連中から何からに、個人を弄られていて、
自分の尊厳が深く傷付いていたからです。(都合がいいようにしかされてない気がして、何でもやっても笑ってる人間位に思われていると思うと)
深く傷付いていたのです。
なかなかそれをパートナーに話せなかったのだけれど。
お雛様の話を先日記しましたが、
一方的な悪意を込められた苦情や残骸は、多分致命傷でした。
結局、パートナーからは20程の「私の良い所」を聞いて、それでもう、満足と言うか。
傷付いていたものが癒されて行くのは感じたし、
何よりパートナーは、何一つ嘘を言わなかった。
パートナーは、鋭く間違いなく私の実践してることや、考えていることを見抜いていたのです。
嘘をつかずに(煽てずに)人を20も正確に誉めることが出来たなら、頭が下がりますよ(泣)
寧ろ、
私があなたの良い所を100言えるのかと(多分言える)、
言わせた自分を振り返り恥じるしかないでしょう。
これで相手の優しさや思い遣りが気持ちが染みないわけがない。
体の不調は別にしても心は満たされました。
あ、100言って、は
元ネタは、葬送のフリーレンのカンネとラヴィーネとのやり取りからです(笑)