39~68~46kg その間に

欝までの、欝からの「自分を愛せ」るか。

誰かがあなたを探している。

何気なく開いた県内(市内)のニュースに、70代男性の行方不明の件が上がっていた。

見た途端に涙が溢れてきた。

私の市内に住む見知らぬ人だが、全く私には関わりのない人だが、

 

昨夜、夕刊にて

「まだ、探しています」と言う文面と共に、

一昨年半ばから居なくなった猫を探す記事が掲載されていたのだ。

母と共に涙ぐんだ。

うちにも三匹猫がいる、外にも保護猫が四匹いる。

掲載を頼むにはお金がかかるが、惜しむこと無く、大切な猫を探す気持ちは理解できた。

愛されているのだと思った。

 

そこにきて、ランニング終えてスマホの記事を観た途端に、涙が堪えられなくなった。

昨日の朝刊にも、

「旦那さんが見つかるまで」と、

家の前で、見つからぬ旦那さんを探して祈る奥様の記事があり、

 

現場の人間でない私が泣くのはダメだと思っていただけで、

辛さも悲しさも伝わってくるものだし、共感は止められるものではない。

と、思った。

そこに居ない人間が知ったような顔をするな、と、言われそうだとしても。

 

誰が居なくなっても、猫が帰ってこなくても、どこの誰がと知らない人でも、

 

急にいなくなったら、誰だって心配する。

大切な人や猫なら悲しいに決まっている。

寂しいに決まっている。

待っていると思う。

 

三年前にうちの猫が居なくなり1ヶ月近く戻らず、私は探して散々に泣いて、

新聞広告掲載を頼もうとした前日に、猫は帰ってきた。

 

もうダメだなんて思わないで欲しい。

北陸の方も、

居なくなった市内のおじいさんも、

一昨年から見当たらない猫も、

どんな方の思わぬ力を借りて姿を表し、

帰ってきてくれるのではないかと、私は信じています。

 

自分が思うより意外な方向から、居なくなった方々が見つかったりします。

 

他のかたを充分に頼っていいんです。

 

 

週末現在の私は、

早々に仕事の追加を頼まれたところですが、

短いとは言え休んだのと、

出来ることなら、やろうと思いました。

 

 

じきに成人式ですが、

東日本大震災、コロナ禍、そして今回

 

何事も理由もない厄災でたくさんの事を中止したり延期したり、

晴れの日と言うものを我慢しなければならない時は、どんな時期でも今も昔も関係なく訪れます。

誰のせいでもない。

 

だからこそ、こちらの成人式も露骨な成人式を満喫し暴走する若者が出ないことを願います。

 

あなた方成人式を迎える子達と同じ方々が

北陸で成人式どころか、

晴れ着すら着れない以前に、

その日を祝うには悲しみに潰されそうなのに頑張っている素晴らしい成人が必ずいます。

 

悲しみも慶びも、分かち合っての同い年でありましょう。

 

 

私は成人ではありませんが、せめて誰かを待つ気持ちを共有し、

たくさんの吉報を待ちたいと思います。

 

では、私は明日の支度をしたいと思います。

頑張ります!