言うまでもなく、毒です。
「はっ」と思い至ったなら、ちょっと自分に注意したい事柄だと捉えていただけたなら(前向きに)幸いです。
今回は法事帰りの一家の皆様がいらしました。
個室は狭く、
しかし、
それでも構わないと、了承された段階で狭いと思われるのはまず当たり前の事なんですよ。
だから、了承を頂くんですよ。
それはそれは、狭い密室に、お食事やお飲み物を届かせるには、
それはもう、気を遣うし、力を遣うし、バランス大事だわ根性大事だわで、大変に一回一回の配膳に苦労するわけですが、
一家の主であるお父様は一人アルコールぐびぐび、
子供たちと思われる方々は皿ひとつ動かさないお客様体質、
じゃあ誰がこの狭さを理解していたか?
そう、お母様ですよ。
お母様一人だけが、
「回しますから、置いてください」
とか
「貴方もほら回して」とか、
せっせと食器やグラスを回収して下さる。
そして、言われなきゃ絶対動かない娘や息子(それか嫁や婿)。
確実に亭主関白の遺伝と、お客様体質の嫁や婿の完成形でした。
何て言うか。
言わなきゃ動かない人がどんだけ多いの?!
このお母様居なくなったら、この一家は大変だなと、思ってましたら、店長も嗅ぎ取った模様で、「今の子達(言っておくが三十代くらい)は、動かないよね。
ルールもマナーも緩くて、どうなってんだと思うけど、親のせいばかりじゃなくて、最早個人個人の性格だよね」と、言うのを聞いて、
「私たちがしっかりしなきゃと言う気持ちになるんですよね」と返すと
「背中を見せる気持ちですね(笑)」と
言われましたが、ほんそれで、
私は別に親でもないのに、失ってはならないものを繋げたいと願うのは、
やはり、自分が居なくなった未来でも、
繋がっていて欲しいことが有るからですよ。
いつか、私も多分誰かを育てるようになるだろうからですが。
とりあえず、世の中で一番自分が大変とか思わないことです。今日一番自分が疲れているとも。
みんな、大変だし、皆疲れてるんですよ。そこで思い遣りを発揮できるかで人間性は大きく変わるんですよ。
自分疲れてるから動かない、とか言ってたら
男も女も誰も家事も育児も出来なくなるよね。
自分は疲れてる、でも相手も疲れてるから、家事も育児も別けあって分担する。
そう言う考えとか思い遣りを持てないから、
家族単位の中でしか(或いは既にそれすら)譲り合いや思い遣りを発揮できない状態ですよ。
どんどん他人には無関心で、どうでも良くなってる。
お支払にいらしたお母様に「配膳のご協力本当に有り難う御座いました、本当に気を遣って頂いて申し訳ないです」と、話しましたが、
最後まで思い遣りがあるお母様でした。
ところで、法事から来たばかりのはずなのに男三人女二人がサンダルだったのは、もう、見ていてげっそりしました。
しかも、帰り間際に派手なサンダル履いてた男(多分息子さん)が
「これは個性的で派手だから、すぐ、自分のって分かりやすいから良いんだよな」と、
言ってましたが、
やはり、あくまでも
「自分が」
楽だから、
法事も料亭もそれなんだね。と思いました。
凄く疲れた一言でしたね。
(ついでに言えば、3ヶ月は洗ってないようなかなり汚れたスリッパ)
あ、料亭にはドレスコードある場合がありますから、
短パン、ミニスカート、サンダルについては予約の際にちゃんと確認しないと、
店によっては入店お断りされますよー。
何であんなに動かないんだろう。
なんか減るの?(笑)
減るのは私の体重のが先だわ(笑)
実のところ、本日下拵えしてたら、何気に店長に体重訊かれたんですよね(薬と病気については知っているから、体重はマメに報告しているので、訊かれても問題ない)。なので、素直に38.3kgですよ。と返しましたら、
「前に聞いたときより一キロは減ってませんか?!」と返されましたから、
そこはもう、正直に
「ええ、大変ヤバい状態です。今週乗りきるのは多分ほぼ賭けに近いです。何せ病院が(以下略)」
意識が朦朧としてきている訳ですから、ヤバいですよ。
前にも記しましたが、体が惰性で癖のみで動く状態ですから。
目を開いているのに情報が頭に入らないような不透明さがある。
そして微妙な頭痛がずっと続いてる。
しかし、病院で点滴など然るべき治療を受けるには今週を乗りきらなければ出来ない。
そう言うのを、隠すこと無く伝えました。
先日みたいに、軽く「明日出れないかなあ」とか、二度と言われたくないんですよ。
無理なの。
私の体と精神が壊れるだけなの。
それをなんと言えば伝えれば説明すれば、病名すら持たない普通の人に理解して貰えるかと、
先日本当に悲しくて悩んで泣いたばかりでしたから。
どう伝えても、情報にすぎなくて、見た目が元気そうなら大丈夫と思われてしまう。
帰宅してすぐは長いこと動けなくなっているとか、言わなきゃダメでしょうか。
食欲もいまや減退が始まり、しかしそれは一般の人もそうだから、自分の減退も大したことはないと言えるでしょうか。
薬を増薬したら(するのは簡単だが)、恐らくは性格など顕著な変化があるのだと伝えるべきでしょうか?
それは「私」と言えないのかも知れないと言うことを、私が悩んで悩んでずっと葛藤し続けていることを伝えたら、
果たしてこの苦しみや辛さや悲しみは理解して貰えるでしょうか?
少なくとも、倒れられては困るし、助けたいとは感じてくれているのは充分解るんです。
でも、やはり根底から理解するのは無理な話だと言うのも分かってるんですよね。
だから、自分の言える機会が有れば、こうしてダイレクトに赤裸々に伝えて行くしか無いんですよ。
パートナーに10年以上かけて伝えてきたように。そして、
最終的には、自分の身体を守るのは自分だけだと、常に自覚しておくことです。
パートナーは遠距離だし、親友たちも遠いからね(笑)
だから、治療受けるまで自分を保てるかが賭けですが、1週間がこれ程長いとは。
とは言え、大所帯も乗りきりましたから(笑)肯定感を力に出来るかですね。
ミスは最近無くなりましたし、自信は付きつつはあるんですよ。幸福感はあまり出せないのですが(ドーパミン、セロトニン共に)、自信を失わないなら気力はまだ保てますから。
それでも、万が一には頓服を使うときですね。
最高に嫌だから文字通り最後の手段になるわけですが。
私は、今の私のままでいたいから。
薬を使えば、人の痛みさえ自分の痛みさえ無視できてしまう。
大変気持ちも身体も楽になれる。
でも、それは私じゃない。
楽を選べば人の気持ちに鈍感になる、それが当たり前になる。色んな事を疎かにして解放的になり、違う人格になるのがもうわかっている。
匙加減でどうにかなるなら、コントロールを覚えるのが良いのでしょうが、どのみちそれも先生と相談です。
自分は、給仕が苦労してるときに、大人しくお客様になっていたくないんです(笑)
そして、私の回りの人もそうであって欲しいなら、今の私が変わるわけにはいかないですよね(笑)
だって、無精な私を誰が好きになると言うんだろうって思いますから。
無事に乗り越えて、九月を迎えたいです。
病院の経過については、また後日記しますね( ´∀`)
心配させてしまいますが、今しばらく、見守ってくださると幸いです。